滋味溢れるごぼうのうま味に ひき肉のコクを加えた バランス煮
やわらかくゆでた太ごぼうの芯をくり抜き、鶏ひき肉の肉だねをぎゅっと詰めて煮込む、ごぼうの肉詰め煮です。 ごぼうの香りを残した外側と、やわらかな鶏肉の食感をひと口で味わえるのがこの料理の特徴。 くり抜いた芯も捨てず、こんにゃくとゆで卵とともに煮ることで、素材を余すことなく楽しめます。
太ごぼう、鶏ひき肉、こんにゃく、ゆで卵を、だし汁・薄口しょうゆ・みりんで煮含めます。 肉だねには酒、片栗粉、砂糖、おろししょうが、塩を加え、ごぼうの中に詰めやすく、煮ても崩れにくい状態に整えます。
ごぼうの肉詰め煮は、ごぼうの細い空洞へ肉だねを詰めるため、 やわらかすぎても詰めにくく、加熱後に締まりすぎてもごぼうとの食感がなじみません。 肉だねのまとまりやすさと、煮上がったときのやわらかさの両方が大切です。
このレシピでおすすめするのが、 特製ミンチ3に対して、ももミンチ1の配合です。 200g使用する場合は、特製ミンチ150g、ももミンチ50gが目安になります。
特製ミンチを中心にすることで、調味料を混ぜた肉だねがまとまりやすく、 くり抜いたごぼうの中へ少しずつ詰めやすくなります。 そこにももミンチを加えることで、煮汁の中で加熱したあとも、 鶏肉らしい食べ応えを残しやすくなります。
ごぼうの香りが主役になる料理だからこそ、肉の味を強くしすぎるのではなく、 ごぼうの内側から自然なコクを補うことが重要です。 特製ミンチの扱いやすさとももミンチの肉感を合わせることで、 ごぼうと肉だねがどちらも主張しすぎない、バランスのよい仕上がりを目指します。
煮汁を含んだごぼうと、ほどよく締まった鶏肉をひと口で味わえる。 この料理ならではの食感を作るために、ミンチの配合まで整えるのがおすすめです。
材料(2人分)
- 鶏ひき肉 … 200g
- ごぼう(太) … 200g
- こんにゃく … 100g
- 片栗粉 … 適量
- ゆで卵 … 2個
ミンチのおすすめ配合
- 特製ミンチ … 150g
- ももミンチ … 50g
- 特製ミンチ3:ももミンチ1
肉だね・煮汁
肉だねの調味料
- 酒 … 大さじ1
- 片栗粉 … 大さじ1
- 砂糖 … 小さじ1
- おろししょうが … 小さじ1/2
- 塩 … 小さじ1/2
A
- だし汁 … 4カップ
- 薄口しょうゆ … 1/4カップ
- みりん … 1/4カップ
肉だねを作り、ごぼうの芯をくり抜く
ボウルに鶏ひき肉、酒、片栗粉、砂糖、おろししょうが、塩を入れ、 肉だねに粘りが出るまでよく練ります。
ごぼうは5cm長さに切り、水からやわらかくなるまでゆでます。 ざるに上げ、ひとつずつ中心の芯の周囲へ金串を刺して一周させ、 芯を筒状にくり抜きます。
ごぼうに肉だねを詰め、こんにゃくを下ゆでする
くり抜いたごぼうの内側に、指で片栗粉をまぶしつけます。 肉だねを少量ずつ入れ、空気が残らないよう奥までぎゅっと詰めます。
こんにゃくは三角形に切り、沸騰した湯で下ゆでします。 くり抜いたごぼうの芯も捨てず、肉詰めごぼうと一緒に煮込むために残しておきます。
弱火で煮込み、冷まして味を含ませる
鍋にAのだし汁、薄口しょうゆ、みりんを入れます。 肉だねを詰めたごぼう、くり抜いたごぼうの芯、こんにゃく、 殻をむいたゆで卵を加えて火にかけます。
煮立ったら弱火にし、落としぶたをして15分ほど煮ます。 火を止めたら、そのまま冷まして味を含ませます。 器に盛り、あれば木の芽をあしらいます。
特製ミンチ3、ももミンチ1。
詰めやすさと食べ応えを両立する配合。
ごぼうの細い空洞へ詰める肉だねには、扱いやすいまとまりと、 煮込んだあとに硬くなりすぎない食感が必要です。 特製ミンチをベースにすることで、ごぼうの中へ少しずつ詰めやすい肉だねに整え、 ももミンチを加えることで、煮上がりに鶏肉らしい食べ応えを残します。 今回のレシピでは、特製ミンチ3に対して、ももミンチ1の配合がおすすめです。